開設1カ月で4割入居、好反響
学生・社員寮大手の共立メンテナンス(東京都千代田区)は、シェアハウスシリーズ「アーバンテラス」の9棟目となる物件「アーバンテラス川口青木町」をオープンした。共用部を充実させ、差別化を図る。開設から1カ月の11月末時点で、定員の4割を占める30人が入居。寮事業本部シェアハウス事業部の阿久津順平副部長は「好スタートを切れた」と話す。
同物件は、JR京浜東北線西川口駅から徒歩15分の場所に立つ。築30年ほどの元社員寮をリノベーションした。鉄骨造3階建てで、全75室。共用部にはトレーニングルーム、ラウンジ、シアタースペース、ワーキングスペースのほか、水回りを完備した。専有部はすべて11.34㎡で、家具と冷蔵庫、独立洗面台を備え付けている。家賃は4万3000~4万8000円で、別途共益費が1万9200円かかる。単身向け住宅としては、エリア相場と同価格帯だ。