不動産開発や宿泊事業を手掛けるTHINK GREEN PRODUCE(シンク グリーンプロデュース:東京都渋谷区)は、運営する宿泊施設『MUSTARD HOTEL(マスタードホテル)』シリーズの『ASAKUSA(アサクサ)1』と『ASAKUSA2』で長期滞在向けプランを7月22日に開始した。
多拠点居住需要など見込む
『MUSTARD HOTEL』シリーズは観光客の宿泊施設としてだけでなく、アートや音楽イベント、ホテルの外国人スタッフによる地域でのワークショップなどを行ってきた。ただ、コロナ禍でこうしたコンセプトも生かすことができず、海外からの観光客も減り、稼働率の平均は30%ほどと落ち込んでいる。現在の利用者は、国内居住者のフリーランスとして働く人の利用が多いという。そこで今回の長期プランの設定で、多拠点居住や長期出張、東京都心部と地方との2拠点居住など、さまざまな暮らし方の需要を取り込んでいく。