企業研究vol.007 樋口 次郎 社長

アパルトマンエージェント

インタビュー|2019年03月29日

  • twitter

22年までに宅建士保有率100%目指す

終始笑顔で取材に応じる樋口社長

大阪北摂、阪神間を中心に6800戸管理するアパルトマンエージェント。
法人仲介、管理をメーンに手掛けており、大阪市内ではマンスリーマンションを運営している。
設立当初から新入社員を雇い、「人つくり、組織つくり、顧客つくり」をビジョンに掲げている。
4月1日からは売買専門の店舗を開設する。
今後の展開について樋口社長に話を聞いた。

エンド向けの店舗開設

――大学卒業後、同社に入社したそうですね。
大学在籍中に宅地建物取引主任者(現:取引士)を取得し、生かせる職場で働きたいと思いました。
大学は福井でしたが、地元の大阪で就職活動をし、アパルトマンに新卒1期生として入社しました。
法人仲介、管理、オーナーの物件売却、マンスリー事業部の立ち上げなど行ってきました。
そして2012年、アパルトマンエージェントを立ち上げました。

――毎年、新卒を採用して、社風づくりを大事にしていると聞きました。
28歳のとき、社会保険労務士を取得して労働環境を改善したいと思いました。
12年、当社を設立して代表となってから、「人つくり、組織つくり、顧客つくり」をビジョンに、仲間と感謝があふれる企業風土を創ること。
また、いきいきと働くことができる労働環境を創ること。
そして個々の営業力と知識力を強化することを方針にしています。
そのため、宅建士の保有率を22年には「100%にする」ことを目標に掲げ、アメリカの不動産管理資格CPMの取得も進めています。

――現在、何戸ほど管理していますか。
現在6800戸ほど管理し、毎年1000戸増加させてきました。
そのうち600戸ほどは大阪市内でのマンスリーマンションの運営です。
管理物件は吹田市や、高槻市、摂津市など北摂エリアと尼崎市や西宮市の阪神間が中心です。
ほとんどが法人客でエリアによりますが単身、ファミリー層さまざまです。
加えて顧客の転勤にも対応できるよう、東京には支社を、名古屋には支店を設けています。



オーナーセミナー_hosei.jpg
オーナー向けに行ったセミナー

有料会員登録で記事全文がお読みいただけます

検索

アクセスランキング

  1. 省エネ性能ラベル表示、開始

    国土交通省,リクルート,アットホーム,LIFULL(ライフル),大東建託グループ,積水ハウスグループ

  2. コロンビア・ワークス、「総資産1兆円へ」開発を加速【上場インタビュー】

    コロンビア・ワークス

  3. 大手不動産会社で入社式

    レオパレス21,大東建託グループ,ハウスメイトパートナーズ,APAMAN(アパマン),常口アトム,武蔵コーポレーション,TAKUTO(タクト),三好不動産

  4. 明和地所、創業45年 浦安市で3000戸管理【新社長インタビュー】

    明和地所

  5. リース 中道康徳社長 家賃債務保証システムで成長

    【企業研究vol.244】リース

電子版のコンテンツ

サービス

発行物&メディア

  • 賃貸不動産業界の専門紙&ニュースポータル

  • 不動産所有者の経営に役立つ月刊専門誌

  • 家主と賃貸不動産業界のためのセミナー&展示会

  • 賃貸経営に役立つ商材紹介とライブインタビュー

  • 賃貸管理会社が家主に配る、コミュニケーション月刊紙

  • 賃貸不動産市場を数字で読み解く、データ&解説集

  • RSS
  • twitter

ページトッップ