築44年木造を再生し近隣RC造より家賃1万円アップ

2015年01月17日 | リノベーション

都内23区で、最寄駅から徒歩11分、坂道が多い立地にある築44年の木造住宅。
敷地は30坪で、1階はオーナー宅、2階が16㎡の住戸が3戸入っている。

Before
解体新書_ビーフンデザイン01.jpg

見た目の古さはもちろん、耐震性などの問題から、多くは解体して新築するという方法が取られるだろう。
だが、ビーフンデザイン(東京都渋谷区)の進藤強氏は、そうしなかった。
「今、新築の建築費が高くなっている中、取得するには、中古しかない。だからこそ『ゴミ物件』と呼ばれるような建物でも、壊さず再生する方法を考えたのです」(進藤氏)。
しかも、これだけ古い建物では、賃貸住宅として取得するには、融資が受けにくく、かなり現金がないと厳しい。
そこで、進藤氏が提案するのが、賃貸併用住宅だ。
「この建物は1階がもともとオーナー宅で、床面積の半分を占めていたのでギリギリ賃貸併用住宅としてローンを受けることが出来ます」(進藤氏)
リノベーションでは木をふんだんに使ったナチュラルな雰囲気の部屋へと再生した。


解体新書_ビーフンデザイン02.jpg

賃貸用住戸の面積が16㎡にもかかわらず、近隣のRC造マンションより1万円以上高い6万8000円で3戸成約したのだという。
狭い故にシャワーブースを設置することで最大限スペースを有効活用できるようにした。


解体新書_ビーフンデザイン03.jpg

「耐震補強もした上で、リノベーションしました。やり方次第で、築年数などは関係ない家賃で決まるのです」(進藤氏)。

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