使い勝手の良い浴室・洗面周り
2014年10月19日 | リノベーション
開放感のあるリビングと女性に支持されやすい色遣いが好評で、募集1ヶ月で成約したのが、ハウスメイトパートナーズ(東京都豊島区)が管理する物件だ。
しかも築27年の賃貸マンションで、家賃を2万5000円上げることに成功した。
設計デザインを担当したのは、スタジオA建築設計事務所(東京都品川区)。
同マンションはもともと55.8㎡の2LDK。
工事前の部屋とはまったく異なる現代風の部屋へと生まれ変わった。
「主婦目線で設計しました」と、同事務所の内山章社長が話すように、小さい子供がいる子育て世代を入居者ターゲットとして、設計。
家に長くいる主婦にとって使い勝手がよく、飽きのこない空間を目指した。
キッチンは対面式に変更し、リビングを見渡せるようにした。
before
after
もともと6畳二間の部屋を一つにして、両サイドの壁にそれぞれアクセントカラーとして、ライトブルーとイエローのクロスを採用。
契約者は内見時にこのリビングを気に入って、即決したという。
主婦目線のこだわりは、バス・洗面台周りにもある。
洗面台は造作し、木のカウンターを長めにとった。
そうすることで、家事をやれるユーティリティスペースを兼ねられるようにした。
また、脱衣所スペースが狭かったので、バスの入り口を変更することで、脱衣所スペースを設けることができた。
バス・洗面台スペースの手前に洗濯機置き場を設置したことで、キッチンとの動線を良くし、より家事をしやすいように工夫している。
主婦が長くいたくなるような部屋が奏功したようだ。