グローバルトラストネットワークス(東京都豊島区)の展開する外国人専門の滞納保証「トラストネット21」の利用者数が前年比で5倍以上伸びている。同社は、東京都、埼玉県、神奈川県、千葉県に限定してサービスを提供。11月現在、利用者数は約5000人に上る。業績好調を受け、関西進出も視野に入れ人材育成に注力している。
3年前に設立、外国人向け滞納保証を始めた同社の代理店は400店を数える。賃貸仲介会社が、外国人向けの仲介事業に注目しているためだ。「一般賃貸市場が低迷している中、私どもの代理店に加盟される会社は、仲介件数の増加を期待している場合がほとんどです」と後藤裕幸社長は語る。
同社はJR池袋駅そばで外国人専門の賃貸中介店も経営している。店舗で得たノウハウを生かし、代理店企業に対して、外国人入居者を増やす仕組みづくりのコンサルティングも行っている。