全戸一括型マンションISP(インターネット接続事業者)最大手のつなぐネットコミュニケーションズ(東京都千代田区)は、6月より棟内の既設LAN配線を利用した新たなサービスを開始した。「マルチギガビット・イーサネット」と呼ばれるLAN配線を活用した通信規格に対応することで、最大5Gbpsのネット接続を実現する。
最大5Gbpsの通信速度
一般的には、既設のLAN配線を高速化する場合、各住戸のLAN配線を光ファイバーに取り換えなければならない。加えて、装置費用も発生し、各入居者の同意が必要なことから、光回線導入のハードルは高い。今回の新サービスは、共用部まで光回線を引き、共用部設備となる「スイッチングハブ」を専用の装置に替えるだけで済む。大がかりな配線工事も不要であるため、入居者への周知の負担も軽減される。LANケーブルの品質規格となる「エンハンスドカテゴリー5(Cat.5e)」は上下最大2.5Gbps、次世代規格の「オーグメンテッドカテゴリー6(Cat.6A)」の場合は、上下最大5Gbpsの接続が可能になる。





