長野県下のミニミニグループ企業として設立したチンタイバンク(長野県塩尻市)。7月末に通算10店舗目となる松本中央店(長野県松本市)をオープンさせた。当日は各地の取引先、協力企業を呼び、盛大な記念式典が行われた。
当日は新店舗を案内後、近隣ホテルへ移動し記念祝賀会を開催した。祝賀会冒頭では同社小松稔社長が挨拶。
「1店舗目出店から2年2カ月が経過した今、おかげさまで節目の数字となる10店舗目をオープンさせていただくまでになりました。ですが今後はさらに店舗の拡大を進めていく予定です。オーナーや入居者に対してのサービス内容をさらに充実させ、将来的には県内15店舗体制を構築。2年後には県内仲介件数ナンバーワンのリーディングカンパニーを目指します」(小松社長)
同社は設立わずか半年で8店舗を開設するなどして急成長を遂げてきた。「今後の市況ではナショナルチェーンと呼ばれる仲介フランチャイズが市場の7割を占めると予想されます」と小松社長が語るように、同社設立時には直営店舗2店舗しかなかったミニミニブランドを一気に拡大させることを第一に考えたという。
「当社が設立ときは当社はもちろんのこと、ミニミニブランド自体が認知されていませんでした。それが独自のイメージカラーの店舗が開設されていくことで「嫌でも目に入る」こととなり、最近では顧客の認知から店舗への来客につながってきました。また、現場レベルの話ですが、ミニミニで以前より行っている"仲介手数料の半額サービス"もメリットとしてご好評をいただいています。こちらも店舗の拡大と並行して認知が高まってきています」(小松社長)