スマートフォンで解錠できるスマートロック『Ninja Lock(ニンジャロック)』を開発するライナフ(東京都千代田区)は4日、三菱地所(同)やCGインキュベーション(同渋谷区)など4社から総額3億9000万円にのぼる資金調達を実施した。
開発人員の採用や利用者へのアフターフォロー体制の強化に充てる。
同社では、ニンジャロックと連動し、管理会社から鍵を受け取らずに内見できる無人内覧サービス『スマート内覧』も提供している。
三菱地所グループが管理する賃貸マンション『パークハビオ』20棟でニンジャロックとスマート内覧が導入されるなど、利用が広がっている。
滝沢潔社長は「多くの会社にこれまでの事業評価をしてもらえた。今後も不動産業界に特化したモノ作りとインターネットサービスの開発を同時に進めていく」と語った。