レオパレス21(東京都中野区)は、太陽光発電システムを設置したアパートの棟数が2012年12月に5000棟を突破したと発表した。
同社管理アパートの太陽光発電システムが設置可能な約2万2000棟のうち22%を超える割合だという。合計発電容量は47MWとなった。
2011年4月より新築および既存の同社管理の賃貸アパートに、環境に配慮した「太陽光発電システム」の本格導入を開始。現在、設置物件の95%が既存物件で、残り5%が新築物件だという。基本的には、廊下等の電気など共用部で消費し、発電した電力の9割以上は売電している。
「昨年7月の全量買い取り制度の導入でオーナーにも提案しやすくなっています」(同社広報担当)
同社では3カ年中期計画が終了する2015年3月までに導入目標7000棟と設定したが、2年に満たない短期間で5000棟を達成したことから順調に推移しているという。
同社では、今後も「太陽光発電システム」を積極的に導入し、自然エネルギー活用の発展に取り組むことで社会的責任を果たしていきたいとしている。