昨年度の店舗出店が業績を後押し
大東建託グループで、賃貸仲介事業などを手掛けるハウスコム(東京都港区)は10月8日、上期(2015年4月~2015年9月)の賃貸仲介件数を発表した。
6カ月間の件数は、前年同期比5・8%増の3万559件。
4月~6月の第1四半期は同7・4%増の1万5420件、7月~9月の第二四半期は同4・2%増の1万5139件だった。
「仲介件数を押し上げた要因としては、昨年度に出店した11店舗が地元で定着したことが挙げられます。Webからの問い合わせも順調に伸びました。また、大東建託が安定して物件を供給しているため、常にご紹介できる部屋があることも要因と考えられます」(経営企画室 瀬戸聖治氏)
同社は4月28日行った業績予想で、2016年3月期までの賃貸仲介件数を、前年比4・9%増の6万8907件と発表。
上期の仲介件数が5・8%増加したことは、計画が概ね順調に進んでいると、同社は捉えているようだ。