M&Aで3社を傘下に
リロ・ホールディングス(東京都新宿区)は2015年12月25日、リロパートナーズ(東京都新宿区)の管理戸数が4万戸を突破したと発表した。
昨期から1万戸増となる。
増加の背景には、同社が推進する積極的な管理会社のM&Aがある。
今期はすでに、大興グループ(埼玉県大宮市)とルームグループ(福岡県福岡市)、吉田不動産(千葉県市川市)の3社の株式を取得。
首都圏の拠点展開を進める一方で、九州エリア進出の基盤も作り、グループの根幹事業である企業の移転や転勤を全国規模でサポートできる体制を整えた。
「各社の法人顧客に対して、グループの商品・サービスを提供するきっかけにもなります」(経営企画室林佑起氏)
リログループは2019年度までの4年間にわたる中期経営計画を掲げ、賃貸管理戸数10万戸達成を目指している。
さらに2023年3月期には30万戸達成を目標にし、賃貸管理分野を中心に総額最大700億円の投資を見込んでいる。