全国723社の工務店・建設会社に向け住宅パッケージ販売や資材提供ネットワークを展開するオーパス(岐阜県各務原市)は、1月より戸建て住宅の商品ノウハウ「any house(エニーハウス)」の販売を開始した。
同商品は室温調整や省エネ効果を持つ独自の外断熱「フォルテ」を採用。従来の柱と柱を結ぶ形で断熱材を挿入する内断熱工法と比較して、さらにその外側から家を包み込む外断熱工法は効果がはるかに高い。
また「多様な商品プラン」を揃えることで顧客の幅広いニーズにも対応する。通常の基本プランは3LDK、930万円となっているが「高断熱」「自然素材」「戸建て賃貸」「ペット対応」「アーバンスタイル」「アート」といった仕様オプションを揃え、要望に応じた商品提供を行う。各オプションによって追加費用も異なるが、平均プラス100万円~200万円で提供が可能。オプション内「戸建て賃貸仕様」は、傷が付きにくくタバコ熱にも強い「ギャランフロアー」やタバコのヤニ汚れを水や中性洗剤で落とすことができる「ウォッシャブルクロス」を採用。メンテナンスコストの低減化を積極的に提案している。こちらは一棟当たりの本体価格に127万円(税込)プラスで建築が可能。
今後同社では会員に向け10万5000円(税込)でパッケージノウハウの販売を促進していく予定。1月中旬現在で既に20社の販売実績を持ち、初年度は100社への導入を目指す。