APAMAN(東京都千代田区)は、新事業「シェアリングエコノミー事業」の今期黒字化を目指している。賃貸管理やフランチャイズ運営に続く新たなストック収入減を確立するために、近年先行投資を続けてきた。少しずつ赤字幅を縮小している。
中核はコワーキング
同事業の中でも主力となるコワーキング施設『fabbit(ファビット)』の利用会員数が伸び、7202人に増えた。19年10~12月期の同事業3000万円の営業損失だったが、前年同期の損失1億8800万円より6分の1の水準におさまった。
ファビットは国内外の主要都市45カ所で運営しているAPAMAN独自のコワーキングブランドだ。固定席を持たないラウンジ空間で自由に働けるフリーアドレス制のオフィスで、月1万5000円程度から利用可能。