ユーミー総合サービス、引っ越しリピート率25%

ユーミー総合サービス,ユーミーらいふグループ,ユーミーネット

管理・仲介業|2023年07月18日

ユーミー総合サービスの引っ越しトラック

 神奈川県を中心に約2万1000戸を管理するユーミーらいふグループ(神奈川県藤沢市)では、賃貸仲介を行った顧客に対し、引っ越しサービスを提供している。同グループで引っ越し事業を手がけるのは、運送業や家電リース事業を行うユーミー総合サービス(神奈川県平塚市)だ。

顧客接点増やし生涯顧客化へ

 ユーミー総合サービスが、引っ越しサービスを開始したのは2013年。6月20日時点で、アルバイトを含め23人で行っている。

 年間で2500~3000件を受注しており、そのうち5割がグループで賃貸仲介を行うユーミーネット(神奈川県藤沢市)からの紹介だ。残りの2.5割は同社に直接依頼するリピーター、2.5割が提携するグループ外の仲介会社からの紹介となっている。

 利用者の属性は単身者が7割、ファミリーが3割。ユーミーらいふグループの主な商圏である神奈川県藤沢市や、平塚市に大学が複数校あることから、単身者のうち約3割を学生が占める。引っ越しのエリアは1都3県(東京、神奈川、埼玉、千葉)が9割。

 ユーミー総合サービスの特徴は、リピーターに前回と同じ社員が担当につくよう配慮している点だ。単なる一時的な取引ではなく、顧客との対話を重視することで次の依頼につながるような長期的な関係を築き、生涯にわたって受注をもらえるように努めている。

 結果として、同社では引っ越しサービスを提供した顧客から年間10件ほど、相続や不動産の売買などの相談が寄せられ、グループ会社への紹介に至っているという。

 同社の佐々木孝広社長は「特にリピーターの増加に力を入れている」と話す。

 リピーターを獲得するため、社員の習熟度を高めて荷物の搬入出作業を短時間で完了させ、余剰の時間で顧客の希望する簡単な作業を行う。例えば家具のレイアウト変更や、引っ越しの記念撮影などだ。

 また、リピーターに同じ社員が対応できるようにするため、社員の定着率向上にも注力。定時で退社できる時間帯での受注を基本とし、働きやすい環境の整備に努める。

 また、9月には新たな事業として家電を中心としたリユースショップの運営を開始する予定だ。主なターゲットは、同社グループで賃貸仲介を行った学生らで、賃貸仲介の際に同店舗を紹介していく。

 店舗はユーミー総合サービス本社から徒歩5分の場所に立地し、広さは100坪ほど。取り扱う商品は、白物家電といわれる洗濯機・冷蔵庫・電子レンジ・エアコンなどをメインにする予定だ。

 商品の仕入れは、引っ越しに伴って出る不用品の買い取りで行うほか、グループ会社向けに行っている家電のリース事業で、使用しなくなった製品などを活用する。

 「今後もユーミーらいふグループとして、顧客との接点を増やし、リピート率を向上させ、グループの生涯顧客を増やしていきたいと考えている」(佐々木社長)

ユーミー総合サービス 佐々木孝広社長の写真

ユーミー総合サービス
神奈川県平塚市
佐々木孝広社長(54)

 

(2023年7月17日13面に掲載)

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