不動産情報の提供を行うアットホーム(東京都大田区)は10月25日、「2023年9月 全国主要都市の『賃貸マンション・アパート』募集家賃動向」を発表した。
家族向け、大阪が上昇率1位
対象は、1都3県(東京、神奈川、埼玉、千葉)、北海道札幌市、宮城県仙台市、愛知県名古屋市、大阪市、福岡市。
30㎡以下の住戸をシングル向け、30㎡超~50㎡以下の住戸をカップル向け、50㎡超~70㎡以下の住戸をファミリー向け、70㎡超の住戸を大型ファミリー向けとして、四つに分類して調査した。
マンションの平均募集家賃は、東京23区、東京都下、埼玉県、仙台市、名古屋市、大阪市、福岡市の7エリアが全面積帯で2022年同月を上回った。
23年9月のマンションの平均募集家賃は、福岡市の大型ファミリー向けが、16万243円(前年同月比16.4%増)と、最も上昇率が高くなった。そのほか、大型ファミリー向けでは、埼玉県が15万6460円(同12.7%増)、東京23区が36万8340円(同10.9%増)となった。