「室内防音ドア」
騒音の多くはドアなどの開口部から漏れており、開口部には必ず隙間が生じている。この隙間を埋めることで予想以上に音漏れが改善される。
従来の防音ドア工事ではドア枠を広げたり、壁の工事が必要だったりと費用も工事規模も大掛かりだったが、同商品は、既存の枠の上に新しいドア枠ごと取り付けるカバー工法であるため、ドア枠や壁の工事が不要となり1日で工事が完了する。
一般の室内ドアは、戸当たりパッキンが戸先の1方向のみである。これに対して、室内防音ドアは戸当たりパッキンが両縦枠と上枠の3方向に、ドアの下には下部パッキンが付いており、ドアを閉めたときの衝撃を吸収する働きと、ドア本体の枠の気密性を高め、音を軽減させる効果がある。
(2024年4月8日18面に掲載)