大崎電気工業、100年企業が作るスマートロック【メーカーの挑戦】

大崎電気工業

インタビュー|2024年05月28日

小野信之 執行役員 技術開発本部副部長兼研究開発センター長(52)

 業務効率化のため管理物件全戸に導入を検討する大手管理会社もあるなど、賃貸住宅でも普及しつつあるスマートロック。黎明(れいめい)期から開発を手がけてきた大崎電気工業(東京都品川区)が提供する、「OPELO(オペロ)」開発の経緯と8月に発売する新製品について、小野信之執行役員に話を聞いた。

安心して選ばれる製品に

鍵の管理に課題

―御社について教えてください。

 当社は元々、住宅などの電力メーターを製造する会社です。日本で約4割のシェアを誇ります。今は電力メーターをスマート化した製品で、パソコン上から電気の使用量を確認できるようにしています。

―スマートロックを開発するに至った経緯を教えてください。

 家庭内で電気エネルギーを節約する住宅向けのHEMS(ホームエネルギーシステムマネジメントシステム)をハウスメーカ―に提供する中で、賃貸業界でもスマートホーム化が進むと予想していました。そこで2017年に賃貸業界向けのスマートホームサービス「home watch(ホームウォッチ)」の提供を開始したのです。さまざまな住宅設備がアナログからデジタルに置き換えられており、鍵のデジタル化も検討していたところでした。

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