入居者の世代間交流促す
約7700戸を管理するフラットエージェンシー(京都市)は、病院だった物件に多世代の入居者が集う賃貸住宅をテーマにリノベーションを実施し、入居を開始した。3月末の施工後から約1カ月で12戸中10戸が成約となった。
物件は京都市営地下鉄烏丸線今出川駅から徒歩14分の「M'sARA(エムズアラ)」。鉄筋コンクリート造で築53年、5階建て。所有者だった病院のオーナーからマスターリースし、賃貸住戸へリノベ後に同社が入居者の募集や管理を行っている。現在も1階は病院として残しており、2~4階を居住階としている。病院の個室だった1K~3LDKの間取りは生かしつつ、水回りの設備やクロスなどを新調した。
橋本浩和部長は「バラバラな間取りを残したことで、多様な属性の入居者が入ってくることに期待した。1階が病院である点も、子育て世帯・高齢者双方にとってメリットが高い」と話す。
また、入居者同士の交流を促すため5階には楽器演奏可能な防音室、1階にだんらん室を設けた。いずれも入居者なら利用可能だ。
賃料は7万6000~14万円。入居者属性は、学生やカップル、子育て世帯となっている。
(2024年6月3日2面に掲載)




