YKK AP(東京都千代田区)は、国産桧ヒノキの集成材を使用したトリプルガラス木製窓「APW 651」大開口スライディングを7月22日に発売する。上質な意匠性と高い断熱性能を兼ね備え、戸建て木造住宅や集合住宅などの非木造建築物にも対応する。
APW 651の主な特徴
APW 651は、国産ヒノキの集成材を使用し、トリプルガラス仕様で高い断熱性能を持つ木製窓だ。アルミクラッド構造により耐候性とメンテナンス性が向上し、熱貫流率0.99W/(㎡・K)のトップクラスの断熱性能を実現。木の美しい風合いを保ちつつ、雨や紫外線からの保護が可能だ。また、室内側の木部は4種の塗装色、室外側はアルマイト仕上げの4色と木調ラミネート仕上げの4色(2色は10月発売予定)が用意されている。
住宅への高断熱窓導入促進
YKK APは、再生可能資源である国産木材を使用した高断熱窓を提供し、住宅の高断熱化を推進する。日本の住宅における断熱基準の向上に対応するため、木製窓APW 651を開発。これにより、住宅の断熱性能を向上させ、持続可能な社会の実現に貢献する。また、価格は樹脂窓の約2倍に抑えられ、高性能とコストパフォーマンスを両立している。
非木造建築物への対応
APW 651は、耐風圧性S-5等級・水密性W-5等級を有し、RC造などの非木造建築物にも対応。10~15階程度の高さの建物にも使用可能で、集合住宅や宿泊施設のリビングや共有部に最適な高断熱窓を提供する。自然や木をいかした空間に調和し、キッズルームやゲストルームなどでの使用にも適している。