アパートの建築、販売、管理などを手がけるアイケンジャパン(福岡市)は1日、持ち株会社を設立した。住宅に関するあらゆるサービスを提供する総合不動産会社として成長する基盤を整えるのが目的だ。事業領域を拡大するため、東京都でRC造の賃貸住宅の開発事業を本格化する。
RC造開発を東京23区で加速
住宅分野に特化 相乗効果を図る
アイケンジャパンは1日、アイケンホールディングス(以下、アイケンHD:東京都港区)を設立し、持ち株会社体制に移行した。
同社はこれまで新会社の設立と、株式取得や事業譲渡によってグループ会社を増やし、事業領域を拡大してきた。さらなる成長を目指すため、HD化によって、事業子会社の専門性の向上と、子会社間の連携によるシナジー効果を高めていきたい考えだ。