不動産の売買仲介と賃貸住宅の管理を手がけるアルマデ(福岡市)は、組織改革と人材の採用と定着に力を入れる。新卒者を積極的に採用している、同社の本田幸一郎社長に、詳細を聞いた。
環境を整え離職率低下
新卒、年3人雇用 チーム制を導入
アルマデでは、分業制などチームで働きやすい環境を整え、2020年からは家庭の事情以外での離職がゼロとなった。また、直近3年間は毎年3〜4人を新卒で採用し、事業の拡大に弾みをつける。
09年に創業し、社員数は14人(24年2月29日時点)。23年8月期の売上高は約4億6000万円。売り上げのうち約65%が投資用物件の企画付きで土地を売買する事業だ。約25%が賃貸管理事業、10%が売買仲介事業となっている。
現在16期目の同社は、20期に売上高15億円規模を目標に掲げている。将来的に海外拠点を作る計画があるなど、事業拡大のために人材の定着と確保を重視する。