IoTサービスを手がけるグラモ(東京都豊島区)は、25日にスマートホームサービス「9DOTs(ナインドット)」の提供を開始した。IoT機器に、家電の一括操作や鍵の開閉、見守り機能などを搭載したサービスだ。入居者の利便性だけでなく、賃貸管理会社の事務効率化にもつながりそうだ。
音声案内で利用をサポート
50以上の機能 見守りや防犯も
9DOTsは、家電の操作、ホームセキュリティー、見守りなどのサービスを搭載したモニター型のIoT機器。そのほかにも、電力の見える化や生活情報の提供など、搭載した機能は50を超えるという。
マンションの集合玄関のオートロックや各住戸のインターホンと連動し、インターホンのモニターとしても利用することができる。入居者が自身のスマートフォンと連動させれば、スマホで家電やスマートロックの操作、インターホンの応答などが可能だ。
9DOTsには明るさや温度、人の動きを検知するセンサーが組み込まれている。一定期間、人の気配が検知できない場合や、留守中に人の気配が検知された場合は、緊急連絡先に通知が届く。高齢者やペットの見守りサービス、ホームセキュリティーとしての役割も持つ。