路線価の誤りで減額の見落としも

【連載】事例に見る相続税還付

税務・相続|2020年01月20日

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 今回は、1つの道路に2つの路線価が付されている宅地の評価方法をご紹介します。

 通常、土地は、道路に付された路線価をもとに評価を行います。しかし時々、1つの道路に2つ以上の路線価が付されているケースがあるのです。

 添付の図をご覧ください。はじめの相続税申告では、路線価の高い13万円の路線価をもとに土地の評価が行われていました。しかし、路線価を確認してみると、土地が道路に面している距離17mのうち3mは13万円の路線価に面していましたが、残り14mは12万5000円の路線価に面していました。

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