法人顧客の来場狙う
住宅設備を開発・販売するサンワカンパニー(大阪市)は9月末、京都市に8店舗目となるショールームを開設する予定だ。
京都のショールームではキッチンや洗面台、シャワーブース、床材など、同社の製品を幅広く展示する。専有面積は123㎡で、これまでのショールームよりも小規模となるため、展示する製品のサンプルの種類を多くそろえて充実化を図る。
京都市にショールームを設置した目的は、京都市の法人顧客に向けて製品をアピールし、売り上げ増を狙うためだ。京都府における同社製品の売り上げは、関西地方の売り上げ全体の15%を占める。顧客層は工務店や設計事務所、商社や不動産会社など、法人顧客が多い。これまで大阪市のショールームまで来ていた京都府の法人顧客も移動の負担が減り、同社の商品を高い頻度で見ることができるようになる。