改修工事に年30件超受注
東京都内を中心に約1万戸を管理するアミックス(東京都中央区)は、銭湯オーナーとの関係性を深めている。「銭湯サポート俱楽部」を発足し、取り組みを強化してきた。公衆浴場の大規模修繕提案のほか、経営が困難になった際には事業転換の相談への対応も行っている。
銭湯サポート俱楽部とは、銭湯経営を行っている事業者の支援に特化したチーム。東京都内の公衆浴場を中心に、エリアごとの担当者4人が定期訪問をしている。年間で30~40件の改修工事のほか、賃貸住宅やテナント誘致による事業転換を年に2~3件請け負う。
銭湯経営は、光熱費の高騰、後継者不足の問題などから経営に悩むことが多いという。特殊な設備が多く、修繕の際に対応できる職人の数が限られる。