店舗内装を重視、口コミ期待
兵庫県神戸市をメイン商圏に賃貸仲介を展開するLive Design(ライブデザイン:兵庫県神戸市)は、2007年の設立以来、仲介店舗数を増やす。24年には賃貸仲介件数が2400件に増加。多店舗展開による賃貸仲介事業の拡大を成長の軸に置き、兵庫県内における地場大手不動産会社を目指す。
設立当初から賃貸仲介に専念していたが、管理の依頼が増えたことから11年に賃貸管理専門のグループ会社ライブデザインマネジメント(同)を設立。24年11月8日時点で管理戸数を約4000戸にまで成長させ、グループ合計で売上高約6億円を達成した。グループ全体の売り上げのうち75%が賃貸仲介、25%が賃貸管理だ。フランチャイズチェーン(FC)「ピタットハウス」に加盟して兵庫県に6店舗を構えている。そのほかにも自社ブランド店舗を1店舗運営する。
Live Designは店舗の内装に特徴を持たせることで、顧客に「記憶に残る部屋探し」を提供することを目指している。アメリカの西海岸風のデザインにこだわり、内装に店舗あたり200万〜1000万円の投資を行い、不動産会社らしからぬおしゃれな空間になるように意識している。そういった空間で部屋探しをしたことを、顧客にプラスの体験として捉えてもらえるように意識。紹介や口コミによる集客効果を期待する。
今後も拡大路線を維持し、29年までに年間の賃貸仲介件数4500件を目指す。商圏を広げ、21年には兵庫県姫路市、23年12月には尼崎市へも出店。さらに、23年9月には大阪府で法人仲介の拠点を設置した。
経営の安定を図るため、並行して賃貸管理の強化に注力している。27年までに管理戸数を6000戸に増やす目標を掲げており、オーナー向けセミナーを開催して高い入居率をアピールするなど、管理受託の増加を進めている。24年10月末時点で平均入居率は94%だ。さらに賃貸仲介を通じてエンドユーザーからの要望を吸収し、物件管理に反映するなど、オーナーに対する付加価値提供にも力を入れる。
今後は賃貸仲介、管理事業に加えて、売買仲介事業の本格展開も計画するなど、地域密着型の不動産業務を幅広く手がけていく。
地場大手としての地位確立を目指し、現在の売り上げに加えて29年までに管理・賃貸仲介で8億5000万円の売り上げを目標とする。事業規模の拡大を加速させていく構えだ。
Live Design
兵庫県神戸市
藤田進社長(49)
(2024年11月25日7面に掲載)




