IoT機器の製造・販売を行うNature(ネイチャー:神奈川県横浜市)は7月、節電機能を搭載したスマートリモコン「Nature Remo Lapis(ネイチャーリモラピス)」を発売した。「スマートリモコンを通じて二酸化炭素(CO2)の排出量削減を目指す」と話す塩出晴海CEOに話を聞いた。
二酸化炭素の排出減を目指す
累計70万台販売 賃貸住宅で導入も
2014年12月に塩出CEOが創業したNatureは、スマートリモコンの製造・販売を行う企業だ。17年にスマートリモコン「Nature Remo」を発売した。その後、Nature Remoシリーズとして機能の異なるリモコンを複数開発。同シリーズはこれまでに70万台を売り上げている。
Nature Remoは、家電をスマートフォンでどこからでも操作することができるスマートリモコンだ。赤外線方式に対応する家電であればメーカーや型式を問わず利用可能。外出先から家電を遠隔操作したり、スマートスピーカーと連携させて音声で操作したりすることができる。
個人で購入するケースがほとんどだが、付加価値を向上させる設備として賃貸住宅にも導入されている。