データ分析で生産性向上
18位の三好不動産(福岡市)は、前回比1578件増の1万2087件だった。新築の管理物件が増えたことで伸長した。
仲介事業において、2022年に反響対応、追客、分析などが可能な顧客情報管理システム(CRM)「CANARY Cloud(カナリークラウド)」を導入した。反響への返信時間の測定ができるようになり、これらのデータを生かし反響来店率の向上に努めている。24年11月の反響来店率は25%で、システム導入後はこの数値を維持しているという。反響対応は各店舗の営業担当者が行い、営業時間内は10分以内の返信を徹底している。システム上で、誰がどのような返信・対応を行ったか、ほかの社員も閲覧することが可能。来店や成約につなげている担当者のやり取りを見て学ぶこともできる。