25年に3棟49戸が完成
事業用地の売買事業を主力とするジップ(福岡市)は、賃貸事業を強化している。2025年中に、福岡市と福岡県春日市で、自社シリーズの賃貸マンションが3棟完成する。
現在所有する賃貸物件は13棟112戸。自社で新築した賃貸マンション4棟のほか、中古で購入した戸建てや店舗がある。売上高の9割を占める売買事業は、数千万円から数億円単位の売り上げになるが、仕入れに波があるため、ストック収入を確保しようと賃貸事業の拡大に取り組んでいる。30年をめどに、自社所有物件を300戸まで増やしたい考えだ。
現在着工中の3棟は、すべて自社ブランドの「ジップ」シリーズとして開発している。