特別養護老人ホームの運営などを行う社会福祉法人博悠会(長野県小布施町)は、長野県軽井沢市に44戸のサービス付き高齢者向け住宅(サ高住)「AISIA(アイシア)軽井沢」を開発。モデルルームの内見受け付けを1月28日に開始した。
アクティブシニア層向けに開発
ターゲットは60歳以上のアクティブシニア層だ。介護施設の前段階の住まいという認識ではなく、定住やセカンドハウスとして楽しめる、活躍できる居住空間を目指す。管理・運営は同社が行い、仲介は保証会社のCasa(カーサ:東京都新宿区)が行う。
同物件はJR北陸新幹線「軽井沢」駅からタクシーで約15分に立地する。平屋のコテージが全44戸あり、間取りは1LDK~2LDK(72.46㎡~123.39㎡)。賃料は48万1000円~72万6000円(共益費・基本サービス費込み)。竣工は6月、引き渡しは7月を予定している。
専有部は3つのエリアに分かれ、内装の色や材質も44通りある。一部を除きペットの飼育も可能だ。共用部の「CLUBHOUSE(クラブハウス)」は入居者交流や来客とのパーティーなどに利用できる。
統括マネージャーの柴本修氏は「事業領域の拡大に向け、サ高住事業認可を取得した。新たな経営の柱としてブランドの確立を目指す」と話した。
(2022年2月21日2面に掲載)