ペットの種類で条件、費用設定 ペット可賃貸でのペット飼育条件

【連載】専用ポータルが語るペット可賃貸の可能性 第9回

管理・仲介業|2025年04月11日

小動物は届け出のみが主流

 本連載では、実際にペット飼育可能物件(以下ペット可賃貸)をつくり、運営していくために知っておくべきポイントについて触れています。今回はペット可賃貸を運営するうえで、重要なポイントとなるペット飼育条件の基本知識について解説します。

臭いや脱走に注意 飼育頭数も審査

 ペット可賃貸を運営する場合、まず考える必要があるのは、どのような種類のペットを何匹まで飼育できるのか、飼育の仕方などについてのペット飼育条件です。

 飼育条件はペットの性質をよく理解したうえで検討する必要がありますので、その点も理解しておきましょう。また、ペットの種類に合せて入居時の敷金や退去時の原状回復費用についても、確認・検討しておきます。

 一般的なペット可賃貸で飼育されるペットとしては犬(小型~大型犬)と猫がメインです。そのほかには、ウサギやハムスターなどの小動物、インコやオウムなどの鳥類、トカゲやヘビなどの爬虫(はちゅう)類、両生類、魚類、昆虫類が挙げられます。

 犬猫以外のペットについてはケージや水槽などの限定された空間での飼育となることからトラブルになりにくく、飼育の届け出のみで済ませるケースが多いようです。なお、臭いや脱走、鳴き声などについては注意が必要なので、飼育環境の確認は必要です。

有料会員登録で記事全文がお読みいただけます

おすすめ記事▶『クッションフロアや腰壁採用 ペット可賃貸の設備を整える』

検索

アクセスランキング

  1. 不動産適正取引推進機構、宅建士試験24万5000人が受験

    一般財団法人不動産適正取引推進機構

  2. 大阪民泊、万博後も需要堅調

    matsuri technologies(マツリテクノロジーズ),REAH Technolo gies(リアテクノロジーズ),DRILL(ドリル)

  3. 東急不動産、多頭飼育可能賃貸を竣工

    東急不動産

  4. 小菅不動産、管理物件を築年数でリスト化【管理会社の大規模修繕提案】

    小菅不動産

  5. 泉佐野市、空き店舗利活用 4年で17軒【リノベ商店街】

    大阪府泉佐野市,一般社団法人バリュー・リノベーションズ・さの

電子版のコンテンツ

全国賃貸住宅住新聞からのお知らせ

お知らせ一覧

サービス

発行物&メディア

  • 賃貸不動産業界の専門紙&ニュースポータル

  • 不動産所有者の経営に役立つ月刊専門誌

  • 家主と賃貸不動産業界のためのセミナー&展示会

  • 賃貸経営に役立つ商材紹介とライブインタビュー

  • 賃貸管理会社が家主に配る、コミュニケーション月刊紙

  • 賃貸不動産市場を数字で読み解く、データ&解説集

  • RSS
  • twitter

ページトッップ