大手投資会社Warburg Pincus(ウォーバーグピンカス:アメリカ・ニューヨーク州)は、アジアの不動産ファンド「Warburg Pincus Asia Real EstateFund(アジアリアルエステートファンド:WPARE)」を通じて、シェアハウスのポートフォリオ「TOKYO<β>(トーキョーベータ)」を取得した。
取得数は、東京都内の物件を中心とした1195棟・1万6192室に及ぶ。国内外からの若年層の流入を背景に高まる、質が高く手頃な賃料の賃貸需要に応える。
TOKYO<β>の物件は戸建ての木造2階建てで、共有のキッチンや浴室を備える。多くの物件が通勤・通学に便利な立地で、単身者や外国人の居住に適している。
同社日本代表の村田貴士氏は「東京都にある手頃な賃料の賃貸需要は、10年間でいっそう高まるだろう」と述べている。
(2025年4月28日2面に掲載)