福岡県朝倉市を中心に不動産業を手がけるイーグルハウス(福岡県朝倉市)は、2代目の瓜生京平社長の下で事業規模を拡大している。瓜生社長がトップに就いてから、毎年400戸以上のペースで受託数を伸長。入居者対応や建物管理を自社で行うことで入居率を維持し、オーナーや地元企業の信頼を獲得する同社の戦略を聞いた。
地元で知名度向上、商圏拡大も
24年新規受託958戸 事業者と関係構築
イーグルハウスは毎年約20%増のペースで管理戸数を増やしてきた。瓜生社長が代表に就任した2014年に1500戸弱だった管理戸数は、25年3月末時点で5345戸と3.5倍になった。24年5月末から25年3月末までの管理戸数純増数は958戸に上る。
同社の24年12月期の売上高は9億6219万円、営業利益は6319万円。売上高構成比は、所有物件の家賃収入が243%、賃貸管理手数料が12.7%、原状回復等工事が21.5%とストック関連で58.5%。賃貸仲介手数料が17.7%、売買仲介手数料が9.2%とフロー関連で26.9%になっている。