岡山県北部で賃貸マンションや公共施設などの建築を行う大進建設(岡山県津山市)は賃貸マンションの建築事業に注力。一時期は案件がない時もあったが、営業方針の変更と低コストでありながら設備を充実させたRC造マンションを強みに受注を獲得。これにより、安定して4億円以上を売り上げている。今後は、実需向け住宅の建築請負にも力を入れるほか、支店出店を計画する。
営業方針変更、法人受注伸ばす
建築費2割安魅力 ユーミーFC加盟
大進建設は賃貸マンションから、実需向けの住宅、公共施設まで幅広い建物の建築事業を行う。藤本裕文社長の祖父が1969年に建築を行う大進建設としてスタートした。当時は実需向けの住宅の建築を請け負っていたが、現在は賃貸マンションの建築がメインだ。
2024年6月期の売上高は4億443万円。そのうち54.85%が賃貸マンションの建築請負。38.75%が公共事業、6.4%が実需向けの住宅の建築事業だ。