名古屋市の5室で対応
海外ファンドなどの物件を運用するトーセイ・アセット・アドバイザーズ(東京都港区)は、愛知県名古屋市の賃貸住宅1棟のうち、空室だった5室にUnito(ユニット:東京都目黒区)のシステム「Re‐rent(リレント 以下、リレント)」を導入した。稼働率向上と賃料アップを目指す。
リレントとは、入居者が不在の日に、部屋を民泊として第三者に貸し出すことで、入居者は賃料を削減できる仕組みだ。オーナーにとっても、空室期間中に民泊としての収益を得られる。民泊の宿泊費はダイナミックプライシング(変動料金制)になるため、賃料収入の拡大が見込まれる。東京都や大阪府などの賃貸需要が盛んなエリアでは、リレントによって家賃が約2割上昇するという。