1台最大10万円、工事に加算も
経済産業省は「賃貸集合給湯省エネ2025事業」の活用を促す。5月に開いた説明会では事業関係者や団体を対象に、事業の概要や2024年度からの変更点を説明した。工事加算もついた場合、1台あたりの補助額は最大10万円となる。
同事業は、既存の賃貸集合住宅に対する小型の省エネ型給湯器(エコジョーズ、エコフィール)の導入に対して、補助金を交付する。従来型給湯器から省エネ性能の高いエコジョーズなどへの取り替えが対象。リフォーム工事のみならず、リースでの利用も対象となる。賃貸集合住宅向けのため、戸建て賃貸、事業用賃貸は対象とならない。
経産省の資料によれば、エコジョーズやエコフィールの価格(機器・工事費)は、20万~40万円程度。これに対し、追いだき機能なしの場合は1台あたり5万円、追いだき機能ありの場合は1台あたり7万円を補助する。