サービス付加で収益最大化

【連載】CPM®がもたらす高い職業倫理とプロフェッショナルスキル 第120回

賃貸経営|2025年06月30日

入居者向けにカフェ運営も

 CPMの資格取得にあたり、さまざま手法やノウハウを学びました。中でも強く印象に残り、当社の考え方の柱となっているのが「いかにオーナーの資産価値を最大化するか」です。一般社団法人IREM JAPAN(東京都港区)の講習で学んだ家賃の設定方法やリーシングの戦略とテクニックを取り入れ、資産価値を最大化するための流れを紹介します。

調査・分析を通じ企画の方向性探る

 新築物件の提案前に取り組むのは「市場分析」です。この手順のクオリティーの良しあしが、オーナーの賃貸経営を成功へと導いていけるかどうかの分岐点になるといっても過言ではありません。

 まずは広域的な視点で、そのエリアの将来性や需要を見極めるための「地域分析」を行います。対象物件の周辺エリアをマクロの視点で捉えます。世帯数の推移、都市計画、開発状況、交通インフラ、学校・病院・商業施設の充実度などの調査を通じて、その地域にアパート需要があるか、将来的にはどうなっていくのかを見極めます。

 次にアパートの建設予定地の身近な環境を把握するための「近隣分析」を行います。

 地域分析よりも狭い、丁目単位や周辺数百メートルの範囲などを対象に分析することが多く、コンビニエンスストア、スーパーマーケット、駅、大学、企業などの施設を確認します。住環境や利便性を把握し、入居者のターゲット(学生、単身者、ファミリーなど)を想定します。

 最後に、周辺の既存アパートと計画するアパートの差別化ポイントを明確にする「競争的分析」を行い、周辺の既存アパートと計画物件の差別化ポイントを明確にします。近隣アパートの家賃、間取り、築年数、設備、空室率、デザイン性、管理会社などを調査し、「競争状況」を把握します。必要に応じて現地へ足を運び、建物の状況までを綿密に調べることで、相対的な自物件の価値が明確になり、企画の方向性が見えてきます。

有料会員登録で記事全文がお読みいただけます

おすすめ記事▶『築古物件の経営改善コンサル』

検索

アクセスランキング

  1. 都市部で民泊規制強化進む

    東京都,大阪府

  2. 東京ガス不動産、コリビング型賃貸にリノベ

    東京ガス不動産

  3. A-LIFE、事故物件のビルを再生

    A-LIFE(エーライフ)

  4. 大和ライフネクスト、横浜に賃貸社員寮

    大和ライフネクスト

  5. オンテック、新規事業で猫共生賃貸

    オンテック

電子版のコンテンツ

全国賃貸住宅新聞からのお知らせ

お知らせ一覧

サービス

発行物&メディア

  • 賃貸不動産業界の専門紙&ニュースポータル

  • 不動産所有者の経営に役立つ月刊専門誌

  • 家主と賃貸不動産業界のためのセミナー&展示会

  • 賃貸経営に役立つ商材紹介とライブインタビュー

  • 賃貸管理会社が家主に配る、コミュニケーション月刊紙

  • 賃貸不動産市場を数字で読み解く、データ&解説集

  • RSS
  • twitter

ページトッップ