用途転換も積極的に検討
当社は福岡市内で、空室の増加、収益の低下などの賃貸経営の悩み、課題を抱えているオーナーに対し、経営改善に向けた企画提案から仲介、賃貸管理まで、一貫したコンサルティングサービスを提供しています。
収益力低下物件 価値を高める提案
今回は、CPMとしての知見を生かし、収益力の下がった高経年賃貸物件のコンサルティングについて、オーナーの目標を達成すること、および、不動産価値を最大限に高めることを念頭に置きつつ、行っているコンサルティング手順の②から④にフォーカスして、話をしたいと思います。
【コンサルティング手順】
①オーナーからヒアリングを行い、現状の悩み・不安、将来の目標を丁寧に確認
②建物および市場の調査・分析
③前述の調査・分析に基づいた、明確なターゲットを設定
④企画提案
建物の調査では、建物の専有部、共用部全体を詳細に観察し、現状の課題と潜在的な魅力を明確にします。高経年の建物は課題が多くありますが、その一方、魅力や特徴も秘められています。
私たちは、そうした建物の個性を丁寧に抽出し、課題と併せて整理することで、改善の方向性を見いだします。これらの課題は、後の企画立案段階で具体的な解決策をオーナーに提案します。
市場の調査では、その建物のある地域の人の動き、近隣の類似物件(築年、間取り、面積、構造、賃料など)のデータの収集や、その建物のある町を歩き、そこから感じられることを情報として積み上げていきます。
データの収集と現地・現場での調査が企画の精度を高めるために非常に重要であるため、二つの調査をしっかりと行い、分析します。