7月7日、設立38年を迎えたケーティアイ建設工業(大阪市)。関西エリアを中心に年間400戸ほどの賃貸住宅を建築する。2024年9月に就任した玉山泰章社長はグループ会社間での連携を強化する。
建築と不動産が柱 グループ売上約60億円
―御社は今、グループで賃貸住宅を建築するケーティアイ建設工業(以下、建設工業)と収益不動産販売や賃貸管理を行うケーティアイレジデンス(以下、レジデンス)の2本柱で事業を展開しています。売り上げはどのくらいですか。
24年4月期の売り上げは建設工業が44億円、レジデンスが15億円で、グループで約60億円です。賃貸住宅は近年、年間40棟400戸ほどの供給となっています。オーナーに対して土地活用を提案するケースが8割で、土地から販売するケースが2割です。建設工業では賃貸住宅の建築に注力して約30年。これまで建築した賃貸住宅は700棟に迫るほどです。一方、レジデンスは土地付きで建設工業が建てた賃貸住宅を販売し、その後管理も受託するというモデルで展開しています。設立してから14年ですが、これまでの販売棟数は約120棟、管理戸数が980戸ほどです。
―リピーターは多いのでしょうか。
オーナーは500人ほどいますが、建設工業は約2割の地主が、レジデンスについては7割以上がリピーターです。地主の場合は、10棟建ててくれた人もいますし、投資家の場合は、資金があれば購入してもらえます。家族で複数棟購入するケースもあり、計6棟購入していただいた例もあります。
―家族で6棟も購入というのは珍しいです。
私たちは購入していただくオーナーに、幸せになってもらいたいと思って販売しています。そのためには買ってもらった不動産で利益を出してもらうことが重要です。当社で建築する賃貸住宅は技術力、デザイン力については自信があります。さらに管理も行っていることから入居者が決まるための環境づくりに注力しています。商品力と努力の積み重ねの結果だと思います。
―御社が建築する建物は木造ですね。




