賃貸住宅658戸を管理し、年間約350件の賃貸仲介を行っているHOME(ホーム)プロデューサーZERO(ゼロ)(大阪市)では、コロナ下による非対面決済のニーズを受けて、入居時の初期費用をクレジットカード払いするユーザーが年々増えてきているという。5年ほど前の利用率は5%ほどだったが、今では2~3割の入居者が利用するようになっている。
来店不要で利用率は2~3割に
同社でクレジットカード決済が増えたきっかけは、2年ほど前に決済方法を店舗の端末でクレジットカードを読み取る形式から、決済画面のURLをメールなどを通じてQRコードでユーザーに送る形式に変更したこと。辻育馬社長は「初めはポイントがたまるというお得感でユーザーに訴求しようと考えてクレジット決済を導入したが、利用はなかなか増えなかった。コロナ下に突入した時期と重なったこともあり、来店不要の決済方法に変えたところ、利用者が一気に増えた」とコメントする。