埼玉・東京を商圏に住宅設備販売やリフォーム事業を展開する日設(埼玉県川口市)。同社を率いる佐藤友彦社長は、アメリカでの生活を経て、ビンテージカーのカスタムショップから不動産業界へ転身したという異色の経歴を持つ。現在はリフォーム事業にも進出。品質を保つため月10件の施工を手がけつつ家主へのリフォーム提案に役立つ分析ツールを開発し、外部にも提供。コンサルティング事業にも積極的な佐藤社長に仕事をするうえでのこだわりや今後の展望を聞いた。
自社開発のツールを駆使し、コンサル業にも進出
アメ車の販売から不動産業界へ転身
―御社はリフォーム事業の前にアメ車のカスタムショップを経営していたそうですね。創業の経緯を教えて下さい。
現在、埼玉県川口市を中心に月10件ほどの賃貸物件のリフォームを手がけています。年商は2億円です。中学生の頃からアメリカに憧れて「ハーレー・ダビッドソン」などのバイクが好きでした。高校卒業後、英語もままならない状態でしたが、アメリカに渡り延べ2年半をロサンゼルスで過ごしました。帰国後にビンテージカーの「アメ車」を輸入しカスタムして販売する会社を経営するようになりました。