工事内製化武器に
関西エリアで2位にランクインしたTAKUTO(タクト:大阪市)は、工事内製化の強みを生かしてファンドからのプロパティマネジメント(PM)受託を伸ばす。管理戸数を前回から6669戸増やして4万4888戸とした。24年9月期の売上高は166億円。そのうち、PM管理が27%を占める。新規受託した管理のうち、約3000戸が管理会社の買収による増加、約2000戸がファンドからのPM受託、約1500戸がデベロッパーからのサブリース受託となっている。
PMの受託における武器は、工事を完全に自社で行うことができる体制だ。同社では10年ごろから工事内製化に着手。企画、設計、積算、現場管理、施工という工事の全工程を行える体制を整えてきた。




