データ長期保存が可能
ITベンチャーのリクモ(東京都中央区)は、「LINE」を活用した顧客管理システム「スマートLクラウド」を提供している。同サービスの特徴はLINEのメッセージと、顧客情報を一元管理できることだ。
従来、ビジネスでLINEを活用する際にハードルとなっていたのが、LINEでやり取りした文面や、共有した書類、写真などのデータ管理と、既存顧客の管理が別々になっており、業務が煩雑という点である。またLINEにはデータの保管期限があり、時間がたつとデータが消えてしまうことや、一人一人の顧客に返答することに手間を要することも難点だ。
同システムにおいては、LINE上でのやりとりと、顧客情報を一元的に確認でき、管理がばらばらになるという事態を防ぐことが可能だ。またLINEの文面や共有した画像は、リクモ側のサーバー上に長期的に保管され、いつでも確認可能。顧客へのLINE対応では「Chat(チャット)GPT」を用いて返信案を作成できるため、迅速で質の高い対応を実現している。
これらにより、高品質な顧客管理を図れる。賃貸仲介であれば来店予約の際に、賃貸管理であれば入居者やオーナーに連絡する際に生かすことができる。
顧客に合わせてLINEのメニューボタンをカスタマイズすることも可能。費用は標準の機能付きで30万円。またクラウド使用料として月額3万円がかかる。顧客、自社、パートナー企業に向けて、幅広く活用可能だ。
リクモは2019年に設立。東京都、愛知県名古屋市、大阪府、福岡県を中心に、不動産売買事業者や、賃貸管理会社、賃貸仲介会社に向けてサービスを広げていく考えだ。
(2025年9月1日11面に掲載)




