長崎県で建物の内外装の塗装を手がける中村塗装(長崎市)は、リノベーション(以下、リノベ)と不動産賃貸事業を開始。これまでに戸建て賃貸・アパートなどを合わせて8棟を取得し、貸し出してきた。2025年にはホテル事業も開始するなど事業の多角化を進める中村巧社長に、今後の展望について話を聞いた。
ホテル事業・賃貸事業で多角化
長崎市で創業57年 不動産事業に参入
長崎県で創業57年を迎えた中村塗装は、空き家などの不動産を取得し、再生・賃貸事業に参入。不動産会社をはじめ地域の幅広い企業と協業して物件数を増やし、街の魅力を引き出していきたい考えだ。
同社は、戸建て住宅から公団住宅まで、幅広い建物を対象とした塗装事業を売り上げの柱としている。2025年7月期の売上高は3億6000万円。そのうち塗装事業は9割弱の3億2000万円を売り上げる。
21年に開始した不動産事業は、すべて自社物件の賃貸業だ。地域の遊休不動産をはじめとする既存物件の活用に力を入れる。
内外装の塗装と空間やインテリアのデザインを自社内で行えるため、改修のコストを抑えることが可能となっている。基本的に長崎市内にある物件は自社で管理し、市外の物件は現地の不動産会社に管理を委託している。
25年8月には新事業として、長崎市内の観光スポットが集まるエリアにある利用されていなかった商業ビルを再生し、ホテルを開業した。




