小菅不動産、管理物件を築年数でリスト化【管理会社の大規模修繕提案】

小菅不動産

管理・仲介業|2025年11月12日

劣化が表面化する前に報告

 約5000戸を管理する小菅不動産(神奈川県大和市)は、管理物件を築年数ごとにリスト化している。前回の外壁塗装や外構、共用部の工事から10年以上経過している築30年以上の物件や、一度も大規模修繕工事をしていない物件に対して大規模修繕工事を提案する。

 2024年度は61棟、25年度は9月末時点で24棟の大規模修繕工事を受注している。

 外壁塗装の提案は、4人のスタッフで行う。原状回復工事も担当しているスタッフのため、退去時などに物件の外壁や共用部も目視点検している。これに加え、日常点検の際には外注の清掃事業者から、共用部を中心に、庭や消火器の使用期限などを写真付きで報告してもらっている。

外壁塗装の様子

外壁塗装の様子

 特に外階段のさびは、崩落などでけがにつながる可能性があるため、予防のために工事を提案することもあるという。

 大石昭夫執行役員は「オーナーは、現状で入居者が不便や問題を感じなくても、将来的に快適な住まいを提供できなくなることを望んでいない。必要となる大規模修繕工事の提案であれば受けてくれることがほとんどだ」と話す。

 提案する際は、今確実にやっておくべき工事、一度にすべての修繕をするフルパック、その中間の3種類の見積書を用意する。工事受注金額は木造2階建て8戸の規模で、250万~380万円程度だ。

 「オーナーへの工事提案のタイミングが遅れて、ほかの事業者に依頼されることを避けたい。そのためにオーナーと密にコミュニケーションを取り、提案のタイミングを逃さないことが重要だ」と大石執行役員はコメントした。

(2025年11月10日3面に掲載)

おすすめ記事▶『レンタックス、工事費用の積み立てを提案【管理会社の大規模修繕提案】』

検索

アクセスランキング

  1. 家賃債務保証の認定制度、開始

  2. レオパレス21、防犯カメラ映像を提供

    レオパレス21

  3. トダホームサービス 島崎 直美 社長 静岡・掛川市中心に1500戸管理

    【企業研究vol.308】トダホームサービス

  4. JR東日本/ジェイアール東日本都市開発、港区に高級賃貸を着工 Suicaと連携した居室も

    JR東日本,ジェイアール東日本都市開発

  5. Good不動産、管理戸数 5年で1万戸増加

    Good不動産

電子版のコンテンツ

全国賃貸住宅新聞からのお知らせ

お知らせ一覧

サービス

発行物&メディア

  • 賃貸不動産業界の専門紙&ニュースポータル

  • 不動産所有者の経営に役立つ月刊専門誌

  • 家主と賃貸不動産業界のためのセミナー&展示会

  • 賃貸経営に役立つ商材紹介とライブインタビュー

  • 賃貸管理会社が家主に配る、コミュニケーション月刊紙

  • 賃貸不動産市場を数字で読み解く、データ&解説集

  • RSS
  • twitter

ページトッップ