中庭付きの賃貸併用 SOHO利用可

物件紹介|2025年12月18日

密集地での工夫随所に 募集開始1カ月で満室

 東京都品川区にある戸越銀座商店街。その裏通りの住宅街に立つ賃貸併用住宅「Toritor(通リ通ル)」は、オーナー住戸と賃貸2住戸、シェアスペースから成る。間口は狭いが、光が差し風が通るスキップフロアと中庭が特徴だ。賃貸住戸はSOHO利用可で、募集開始後すぐに申し込みが多数寄せられ、1カ月で満室となった。

光と風通る開放感

 東京都の下町の雰囲気と活気から、観光客も多く訪れる戸越銀座商店街。その裏通りに、賃貸併用住宅Toritorは建つ。建築費が高騰する中、自分たちの収入だけでローンを返済していくことに不安を感じ、オーナーである田中夫妻が賃貸併用を前提に土地探しから始めた物件だ。

外観

①外観。奥は1mほど高くなっており、この地形からスキップフロアが構想された

 仕入れた土地は、間口が狭く奥行きの深い、都心部に多い敷地だった。田中夫妻は、必要な居住スペースは確保しつつ、商店街や地域住民、賃貸、入居者と程よくつながる関係性も築きたいと考えたという。共通の知人を介し、竹味佑人建築設計室(東京都豊島区)に設計を依頼した。

 約1mの高低差がある地形を生かし、スキップフロアを採用。1階はシェアスペースと1DKの賃貸住宅1戸、2階はワンルームの賃貸住宅1戸とオーナー住戸、3階はオーナー住戸とした。建物の中央部に階段室と中庭を配置することで、開放感を演出した。通りや中庭に面する開口部には、内開き・内倒しのできる木製のドレーキップ窓を取り付けた。開口部を経て、通りから中庭へと各住戸に光と風がシェアされ、視線も抜ける。この中庭と階段室が、住戸間に適度な距離感も生んでいる。

1階奥の1DK

②1階奥の1DK。中庭に向かって大きく開かれた造り

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