事業開始4年で、約1600棟の物件清掃を行うビルメンテナンス会社がある。ハステック(東京都渋谷区)は、正社員主体の採用モデルと自社開発システムによるマネジメント体制により、高いサービス品質と生産性の向上を両立。売り上げは年間150%成長を続けている。定期清掃で培った人的な巡回インフラサービスを生かし、清掃の枠を飛び越え賃貸住宅管理の困り事解決にまで事業領域を拡大させていく。
「サービスの安定供給で差別化」
100人で1都3県対応累計1600棟の実績
ハステックは、ビルメンテナンス事業の開始から4年で約1600棟、年間25万件の物件清掃を行う成長企業だ。
清掃を軸としたビルメンテナンス事業の現場は、賃貸住宅やオフィスなど多岐にわたり、2025年8月期の売り上げは6億9000万円。26年8月期は、8億円を見込む。事業構成比は清掃・建物管理事業が88%、その他清掃に付随する業務が12%を占める。現場スタッフ約100人、本社スタッフ約30人の100人超体制。業務の99%は内製化しており、1都3県をカバーする。特徴は、現場スタッフの正社員比率が高い点だ。総労働時間で見たときの正社員割合は85%に上る。

田島太郎社長は「ビルメンテナンス業界では、サービスの安定供給が差別化ポイントの一つ。当社はここが強み」と語る。
その秘訣(ひけつ)が、正社員で構成した現場体制とそれをマネジメントする自社開発システムだ。





