千葉銀行(千葉市)は6月27日、建築事業を主軸に賃貸管理や仲介などを行う太陽ハウス(千葉県松戸市)にSDGs(持続可能な開発目標)目標付きの運転資金融資を行ったことを発表した。同融資は、SDGsに関わる具体的な事業目標を掲げ、達成時に利率を優遇する。融資総額は非開示で融資期間は4年。
地場管理会社に運営資金
太陽ハウスが設定した目標は、戸建て住宅建築のうち、ZEH(ゼロ・エネルギー・ハウス)住宅の占める割合だ。2023年度には65%、24年度には70%の達成を目標に掲げる。目標達成時の金利優遇幅や未達時のペナルティーについて、千葉銀行広報担当の岩崎章代氏は、「当社ローンに明確な基準はなく、個別に設定している」と説明。