廃棄物処理や建築物の解体事業を柱に、不動産やリフォームなど多様な事業を岡山県で展開しているのがインテックスホールディングス(岡山市)だ。グループ全体での年商は約45億円。最近は2017年に参入した不動産売買仲介や買取再販業に注力している。今後はリユース事業にも注目していく。
ハウスドゥブランド、岡山で5店舗展開
8社の子会社
同社の前身は1967年に創業し、鉄スクラップ回収業を手掛けていた「金山修一商店」。建築廃材の処理に事業転換して事業を拡大し2016年にホールディングス化。その後、地域の困りごとをワンストップで解決するために、不動産やリフォームなど事業を多角化した。現在計8社の事業会社を抱える。グループ全体の社員数は約180人で、年商は約45億円だ。
売り上げ規模が大きいのは建築系の廃棄物処理や建物解体など再資源化ビジネスだ。主要子会社はインテックス。そしてM&Aしてグループインした、コンクリートリサイクルに強い南備や西日本マックス、泉建設などがある。グループ全体の売上45億円のうち、廃材処理領域の事業が半分強を占めている。
不動産やリフォームを手掛ける事業会社もある。例えば、売買仲介はインテックスホームズ、リフォーム事業はギビング・アース。それ以外には、不用品・粗大ゴミ回収などを手掛けるやくだち隊や、廃木材のチップを活用した温室栽培事業を手掛けるTARIなどもある。
仲介と改修で5億円
不動産事業への本格参入は17年。事業を担うのはインテックスホームズで社員40人、そのうち営業は約25人の組織だ。3人の営業に対して1人のサポーターという体制で売買仲介を手掛ける。
ハウスドゥのフランチャイズに加盟しており、拠点は岡山市に4店舗(「ハウスドゥ大元店」「ハウスドゥ岡山南」「ハウスドゥ岡山大安寺」「ハウスドゥ岡山平井」)、倉敷市に1店舗(「ハウスドゥ倉敷バイパス」)を展開。
取り扱う不動産は中古戸建てと中古マンションが中心。物件価格のボリュームゾーンは約1500万〜2000万円台で、手数料単価は100万円ほど。中古物件購入者に対してはリフォームにも対応しており、仲介とリフォームを合わせた年間売上高は約5億円だ。
売却媒介獲得には一括査定サイトの利用やチラシを使って販促活動を実施。さらにグループのサービスを紹介する新聞広告で集客している。また、相続などで不動産名義が変わった世帯には手紙を送って売却相談につなげるという細かな工夫も積み重ねる。
さらに、グループ連携も行っており、インテックスホールディングスは買取にも対応。買い取った不動産は改修して売却するなどし、年間約7億円を売り上げている。





